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舊字體

出典: 八百科事典アンサイクロペディア(大丈夫、本当の項目名は旧字体だから。君は間違っていないよ。
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舊字體(きゅうじたい)とは、當用漢字表に載らなかった可哀想な漢字のことである。

これは舊字體ではない。

目次

槪要編集

1946年の内閣告示によって、漢字の選定が行われた。無事に當用漢字表に載った漢字は、今も使われる新字體となった。しかし、當用漢字表から漏れてしまった漢字は、この世の表舞臺から消えてしまった。それらの漢字を「舊字體」と呼ぶ。そして、これらの漢字の選定には樣々なドラマがあったのだった。

舊字體が消えた歷史編集

戰後閒もなくに、GHQによって當用漢字が策定された。この當用とは「とりあえず」という意味で、いつかは漢字自体を廃止する予定だったのだ。そもそも當用漢字が選定されることになった理由は、多すぎる漢字を減らし、日本人の識字率を上げ、民主化を進めるためであった。

當用漢字は、簡單な漢字を優先的に選んだ。そして、當用漢字表が出來上がり、公表し、わずか11日後に内閣告示をした。

しかし、豫想よりも遙かに日本人の識字率は高かった。そして、「漢字と識字率は關係ないな」という結論になった。このため、當用漢字は「常用」として使うようになったのだ。

めでたしめでたし

「しかし、それならば漢字を減らす必要は無かったのではないか!」

ある舊字體がそう言った。人側からしてみれば、「そんなに覺えられるか!」と言いたいところだが、舊字體としては、意味もなく減らされて怒り千萬であろう。

舊字體たちのドラマ編集

舊字體と新字體との差は本當にわずかであった。以下は、そんな戰いの樣子を記す。

國 vs 国
古来からあった「國」を簡略にするにあたり、「口」に「王」という字が載せられる予定だったが、戦後すぐで天皇は不要王という字は民主主義になじまないとされ、点がついて「国」になった。しかし、今も固有名詞などに「國」は使われている。
靑 vs 青
畫數的には「靑」の方が少なかったが、勝ったのは「青」であった。これを受け、「精」は「精」、「晴」は「晴」、「清」は「淸」になった。ただし、「鯖」「錆」は残った。
辨 vs 瓣 vs 辯 vs 弁
誰しもが「弁」の勝利を豫測し、實際に「弁」の勝利であった。しかし、四人對戰の漢字だったのは「弁」だけであり、大變珍しい形での對戰となった。ちなみに「辯」は智辯和歌山高校の野球部のユニフォームに使われているが、誰も氣にしない
乘 vs 乗
「乗」は、「乘」よりも前に使われていた古い字だが、勝ったのは「乗」であった。當用漢字での一番の下克上と言えるだろう。
蟲 vs 虫
畫數が多すぎるので当然のことながら「虫」が勝利した。なので「姦」は「女」、「森」は「木」と書くようになった。
絲 vs 糸
これも畫數の少ない「糸」が勝利。「林」は「木」になった。
缺 vs 欠
「缺」の新字體は「欠」と決まった。「欠缺」という言葉は「欠欠」と綴られるようになり、これで「ケンケツ」と読むらしい。

舊字體は何でないか編集

ここまで舊字體について說明してきたが、舊字體という定義を少し勘違いしている人が見られるので、この節で舊字體についてさらに說明する。

繁體字ではない編集

繁體字は、台灣香港マカオで使われている漢字で、舊字體とは定義が異なる。なので、多少被ってる漢字もあるが、舊字體は繁體字とはいえない。

ちなみに、この節は繁體字で書かれている。

简体字ではない編集

简体字は、中国本土で使われている汉字で、これもまた旧字体とは定义が异なる。

ちなみに、この节は简体字で书かれている。

俗字ではない編集

俗字は、長い年月の間で崩したりして出来た、正しくない漢字のことで、旧字体とは事情が異なる。

この節も俗字で書こうとしたが、正しくない漢字であることから、パソコンでは変換できず、普通に書いた。

舊字體の利用編集

當用漢字表から外れてしまった舊字體は、「國」などを除き、現在はほとんど使われなくなってしまった。その理由として擧げられることは、

  • 書けない
  • 讀めない
  • 必要ない

この三點であろう。

舊字體としては、「とりあえずこれらの漢字はいらない」とGHQによってばっさり切られてしまったことを未だに恨めしく思っているだろう。

ただ、日本人側としては「覺える漢字が少なくてラッキー」と思うということも事實である。

覺える漢字が多くなると大變なので、舊字體が今後表舞臺に出てくることはありえない