DEATH MARCH

DEATH MARCH(デス・マーチ)とは、週刊少年ジャンプに2003年12月から2006年5月に掛けて連載された、「ギョーカイ・サスペンス」シリーズの漫画と、これを原作とするテレビドラマである。

概要編集

この作品は、情報処理業界の慣例であるデスマーチを題材として、そこに関わった人間たちが次々と姿を消すサスペンス漫画である。ファンなどによる愛称は「デスマ」。

  • 本項では、特に断り無き場合はおもに漫画版について記述する

この作品は2003年8月に「週刊少年ジャンプ」に掲載された読み切り漫画があるが、この作品の反響が余りに大きかった事から、大幅にストーリーを増強して連載が開始された。


警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、ガンダルフがファンゴルンの森で再び現れることや、オリエント急行殺人事件の犯人は容疑者全員であることや、天上学園は死後の世界だということや、ノーチラス号のネモ船長がナディアの父親でアトランティス王国の王であることや、暁の黒幕はトビことうちはマダラ、と思わせておいて実は「死んだ」と思われていたうちはオビトであることや、とらはかつて人間で獣の槍の使い手だったことや、レザード・ヴァレスがオーディンと融合して神となることや、ディケイドは狂言回しでしかなく「ディケイドの物語」は存在しないことや、「先生」は「私」が父親の病気のため里帰りしている時に自殺して遺書を郵送してくることや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、救急箱を手放さないようにしてください。

ストーリー編集

第一部編集

主人公の昼神 月(ライト)はある日、電車の中でFreeBSDCD-ROMを拾う。

このCD-ROMは、どんなヘタレでもUNIXオペレーティングシステムを含むコンピュータシステムが理解できる魔力が込められており、これを拾ったライトは「俺はスーパーハカーだぞ」といきなり増長、魔力で引き上げられた自分の能力を盲信して所属サークルのギャルゲー開発を一手に引き受ける。

そこへCD-ROMを落とした中国人技術者の竜九が加わり更にライトは増長、サークルブランドのギャルゲー開発に飽き足らず、様々な他の同人団体が手がけるエロゲーに手を広げた。そして彼の作品は愛好者筋に「1980年代少女漫画みたいに、登場キャラクターの目に星がきらきらしている」ことから、「キラ2」というニックネームが与えられ、インターネット上でマニアの支持を得ていく。

一方、児童ポルノ禁止法そっちのけの内容である同人エロゲーの蔓延に手を焼いた警視庁は、秘密裏に天才的ハッカーの“EEL”(イール:ウナギの事)にコンタクトを取り、摘発に乗り出す。この動きに危機感を覚えたライトは、ほとぼりを冷ますべく情報処理業界に身を転じ、更なる事件に巻き込まれて行くことになる。

第二部編集

情報処理業界に身を転じたライトは、そこで大手ゲーム企業の下請けでネットゲームのシステム開発をしている企業のアルバイトとして働き始める。

この職場は大変にリベラルで、社内の雰囲気は和気藹々としており、持ってきたゲームで遊ぶ社員や、2ちゃんねるで書き込みに興じる社員など、オタクでもあるライトの目に、とても居心地よく映った。そしてライトは「開発3課」のプログラマーとして働く日々を過ごす。

しかし開発中であるオンラインギャルゲーのサーバーソフトウェアの納期が2週間と迫った頃に突然、プロジェクトリーダーが失踪、課内で唯一、いちおう情報処理関連の資格を持つライトがアルバイトながらプロジェクトリーダーの後任として抜擢される。

第三部編集

ライトは、社内に残された資料から偶然、失踪したプロジェクトリーダーが、実は“ELL”当人であった事に気付く。しかしそれ以上にライトを驚愕させたのは、プロジェクトの納期は目前に迫っているにも関わらず、開発中のシステムは部品単位で40%程度の完成率でしかなく、しかも部品単体の動作テストもほとんど済んでいなかったのである。

慌てたライトは課長に稟議書を提出してプログラマーの増員と客先への納期引き延ばしを要請する。しかし課長は定時で帰宅、携帯電話にて「残業してでも納期に間に合わせろ」と事態の重大さをまるで理解していない答えを返してきた。このやり取りの直後、何故か社員プログラマーまでもが次々と姿を消す事件が発生する。

ライトはやむをえず自腹でかつての同人仲間に助力を要請するが、サーバーアプリケーション開発の経験者は皆無に等しく、1週間不眠不休で会社に泊まり込み、プログラムの残り7割をほとんど独力で組み上げる。

残り3日に迫る頃、どうにかプログラムは作業に慣れ始めた同人仲間を含む増援プログラマ部隊によって完成された。残りは動作テストだけだと安堵するライト。しかしその直後、ヒロインキャラクターを制御するプログラムが暴走、ヒロインのデータが行方不明となる。

実は増援プログラマー部隊の中に“ELL”の関係者が紛れ込んでおり、半ば彼を慕う余りプログラムをどうにか完成にこぎつけたライトへの復讐心から、半ば途中で逃げた“ELL”に対する対抗心から破壊的プログラムを組み込んでいたのだった…。

続編編集

この作品には、続編として2006年現在、DEATH MARCH2が予定されている。作者筋の情報に拠れば、前作DEATH MARCHで納期を2週間超過しながらも、テストも不充分だったがどうにか納品されたソフトウェアにバグセキュリティホールが次々に発見され、外部からのクラッキングにより重大なシステム異常が頻発、この対策にライトらが再び駆り出される内容だとの事である。

関連項目編集

ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「DEATH MARCH」の項目を執筆しています。
この記事「DEATH MARCH」は何故か「デスマーチ」とネタや題材がダブっています。どちらが真実なのかは神のみぞ知ります。
情報処理業界3月の恒例行事。
名前は似てるが関係無い。