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UnNews:全国長時間労働選手権が開催

【2013年8月31日 嫁売新聞】

途中で競技を離脱した選手

1年間にどれだけ長時間働けるかを競う「労働基準法をぶっ飛ばせ!第10回全国長時間労働選手権」が今年も開催されている。

全国長時間労働選手権は、毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間の労働時間を選手達で競い合い、最も長く働いた選手が優勝するという競技。10回目の記念大会となった今年は、「労働時間規制の廃止を願う財界の大物の方々」(大会関係者談)から多くの協賛金が拠出されたことで、優勝賞金が1億円に拡大。1億円を目指して全国の勇気ある若者100人がこの大会に参戦した。

4月1日0時の大会開始と同時に飛び出したのは、前回大会を大会新記録の6741時間で優勝し、2連覇を目指している介護士の堀江選手(26)。顧客から求められるがままに全国各地へ介護のために飛び回り、最初の1週間で一睡も一食もしない168時間連続労働を達成。しかし、いったん介護業務が落ち着いたところで堀江選手が「前回大会の反動もあるので、一度仮眠を取る」と営業車で仮眠を取り始めた後、堀江選手が競技に復帰することはなかった。8日朝に大会委員が様子を確認したところ、堀江選手は既に亡くなっており、同選手の2連覇は夢と消えた。

続いて大会をリードしたのは、衣料品量販店「ウニクロ帷子川店」の店長を務めている柳井選手(30)。ウニクロ本社から厳しいコスト削減と売上アップを迫られている中、アルバイトを1人も雇わずに1日20時間以上の店長兼店員業務を敢行。「1億円のために死ぬ気で頑張る」と1日も休みを取らずに頑張っていたが、5月に入ったあたりから「ウニクロ帷子川店の店長の目が血走りながら死んでいて怖い」と地域住民から恐れられてしまうようになり、店舗の売上が激減。その後ウニクロ本社から「6月末で店舗閉鎖」を命じられてしまい、競技が頓挫。柳井選手は労働の場所を失ったことで競技失格となってしまった。

ここで一気に台風の目となったのがフリーの芸能カメラマンの田代選手(34)。「スクープを取ることが何よりのエネルギー源」と芸能人の恋愛や不倫などのスクープを24時間追い続け、次々とスクープを獲得。大会開始から3ヶ月経過した時点で労働時間も1850時間に上り、前人未到の7000時間達成も期待された。しかし7月13日にある大物芸能人のスクープを追いかけようとしたところ、疲労で判断を誤り芸能人の住居にまで入ってしまい、不法侵入の現行犯で逮捕。競技続行が不可能となってしまった。

現在は、優勝争いは居酒屋店の店長である渡邊選手(31)が一歩リードしている。8月30日終了時点でトップの2946時間を記録している渡邊選手は「尊敬する元社長の『365日24時間死ぬまで働け』という教えをできる限り守ります!」と、元社長の肖像画を居酒屋の厨房の壁に貼り付けて奮闘。時々襲ってくる睡魔に対しては「元社長の次に尊敬しているASKAさんや、エイベックスの松浦さんを見習って頑張ります」と白い粉を使ったドーピングで対処しているという。大会規定に薬物使用の制限はなく、「過剰摂取さえしなければ競技続行に支障はない。1年後は知らないが」(大会関係者)と特に問題にはならないという。

しかし2位に「隠れたブラック労働現場」と呼ばれている某大学の研究助手の則巻選手(35)が2880時間と肉薄しており、続く3位にプログラマーの西村選手(31)が2745時間で追いかけている。「大学から研究費を稼いでこいと言われた」という則巻選手と、「会社から当座の資金を稼いでこいと言われた」という西村選手は共に所属元のために目を血走らせながら研究やバグ潰しなどの長時間労働に勤しんでいる。

9月以降も渡邊・則巻・西村3選手が優勝争いを続けるとみられるが、3選手とも時折足元がふらつくなど疲労の色が濃く、「気温の変動が大きいこれからの季節をどう乗り切るかで1億円の行方が変わる。ぜひここを乗り切り、労働の常識をうち破って欲しい」と大会関係者は酒を飲みながらエールを送っている。

大会は翌年3月31日まで続けられ、最も長い労働時間を記録した選手に1億円が送られる。2位以下の選手には「頑張りが足りない」と書かれた参加賞が送られ、将来に向けて更なる奮起を求めるという。

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